第2シーズン開催決定
正しいものを正しくつくれているか?
ソフトウェア開発のあり方にむきなおる者を求む。
ソフトウェア開発には正解はない。それでもなお、私達は「つくる」のプロフェッショナルとして、そのやり方やあり方に向き合い続ける必要があるはずです。自分の研鑽を押し進めるための問いかけ。それが「正しいものを正しくつくる」です。学び、追い続けるための場所を作りました。
何を学ぶのか?
自ら問いを立て、何をつくるべきか
どのようにつくるべきか、その中核の技術を学ぶ。
- For PROGRAMMER
- 観察力・分析力を鍛えて
一気通貫の設計を担いたい
プログラマーに向けて - For DESIGNER
- ユーザーのインサイトに
仮説検証で臨むすべを身に着けたい
デザイナーに向けて - For PROJECT LEADER
- プロダクトの基準を自ら見つけ出し、前進していくチームを目指す
プロジェクトリーダーに向けて - For PRODUCT OWNER
- ユーザーとビジネスとプロダクトにとっての価値を仮説検証で見定め進めたい
プロダクトオーナーに向けて
求道者による指南を
より近い距離で、より深く。
- 少数精鋭の受講者で求道者による実践的な指南が得られる
- 最小催行人数は2名から、最大でも8名まで。1チームさながらに人数を絞り毎回実践を前提とした内容を学んでいきます。
開講期間は3ヶ月。3ヶ月内に全6回の講座を開きます。 - アウトプットを実践に適用可能とするフィードバックの機会
- プロダクトの仮説も設計も、自ら作った後にその内容のフィードバックを得て修整することが重要です。これは本を読んだだけでは実現できません、集合形式の勉強会では内容が浅くなりがちです。
- 正しいものを正しくつくるための実践コミュニティ
- 受講終了後も、実践は続きます。受講中にお互いの繋がりを得て、正しいものを正しくつくるに向き合い続けるコミュニティを形成しお互いの学び合いを続けます。
2つの道
正しいものを正しくつくるための2人の講師、2つのコース
「正しいものを正しくつくる(仮説検証)」と「正しいものを正しくつくる(設計実装)」の2つのコースがあります。いずれかの道の参加を選択してください。
正しいものを正しくつくるための
仮説検証を学ぶ
- 講師市谷 聡啓
- システム企画案やサービスのアイデアからのコンセプトメイキング(プロダクトオーナー支援)や、アジャイル開発の運営・マネジメントを得意としています。プログラマーからキャリアをスタート。SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発のマネジメントを経て、ギルドワークス代表に。それぞれのフィールドから得られた実践知で、ソフトウェアをお客様・開発チームと共創します。著書に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」がある。プロフィールサイト https://ichitani.com/
- 仮説検証
- アジャイル開発
- 仮説立案
- 検証活動
- MVPの特定
- リーン・ジャーニー・スタイル
市谷コース / 全6回(3ヶ月)
- 第1回. 仮説検証型アジャイル開発の全容
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- 正しいものを探す (仮説検証)
- 正しくつくる (アジャイル開発)
- 第2回. 仮説立案
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- 仮説キャンバスを用いた仮説立案の方法
- 仮説の1本線
- 検証キャンバスで何を知るべきかプランニング
- 第3回. 検証活動(発散編)
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- ユーザーインタビューの実施
- インタビュー結果の評価、解釈
- 次の検証計画を立てる
- 第4回. 検証活動(収束編)
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- 現実歪曲曲線に基づくプロトタイピング
- プロトタイプ検証の方法と評価
- 第5回. MVPを特定する
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- ユーザー行動フローでモデリング
- MVP特定の方法
- 初期のプロダクトバックログを取り出す
- 第6回. アジャイル開発の実践
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- 段階の設計 (ジャーニー・プランニング)
- フォーメーション・パターンとチームビルディング
- アジャイル開発の実践
- MVP検証へ
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実施内容
全回を通じて、講義 + 参加者ディスカッション形式を取ります。
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正しくつくるための
設計を学ぶ
- 講師増田 亨
- 業務アプリケーションのアーキテクト。ビジネスの関心事を正しく理解し、顧客に価値あるソフトウェアを届けるために、日々「ドメイン駆動設計」を実践しています。
全体と部分、短期と長期、論理と感覚、理論と実践。それぞれの視点をバランスよく組み合わせることを大切にしています。
- 設計の基礎知識
- 正しくつくるための設計スタイル
- ビジネスルール駆動の設計
- ビジネスロジックの分析設計パターン
- 入出力の扱い方
- 設計を創造的に学ぶ
増田コース / 全6回(3ヶ月)
- 第1回. 設計の基礎知識
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- ソフトウェア設計の諸問題
- 設計の原則と設計スタイル
- 第2回. 正しく作るための設計スタイル
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- 分析・設計・実装の継ぎ目を無くす
- 俯瞰する
- 20:80の法則
- 観察-設計-実験-考察
- 第3回. ビジネスルール駆動の設計
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- ビジネスルールに注目して独自の型を定義する設計スタイル
- 値の種類と型
- 型とカプセル化
- 第4回. ビジネスロジックの分析設計パターン
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- ビジネスコンテキストの理解
- システムコンテキストの理解
- 業務のオペレーションの理解
- イベントとオペレーションルール
- 第5回. 入出力の扱い方
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- アプリケーションのアーキテクチャ
- データベースの設計パターン
- WebAPIの設計パターン
- 非同期メッセージングの設計パターン
- 第6回. 設計を創造的に学ぶ
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- 学びのチャンスを作り出す
- 作って学ぶ
- 学びのエコシステム
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実施内容
- 第1回. 方向づけ(講義中心)
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- 設計の学び方
- 発展性に焦点を合わせる
- 設計スタイルの選択
(次回までの宿題の説明)
- 第2回. 設計スタイル
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- 発展性についての各自の考えの発表と意見交換 (グループに分かれて)
- ビジネスロジックに焦点を合わせる
- 型によるモジュール化
- 第3回. ビジネスロジック(1)
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- 各自の開発経験と設計スタイルの発表と意見交換(グループに分かれて)
- ビジネスロジックを型で表現する
- 型を設計するスキル
- 第4回. ビジネスロジック(2)
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- 各自のビジネスルールの発見・整理のやり方の発表と意見交換(グループに分かれて)
- 発展性の阻害要因の分析
- 型の設計の基本パターン
- 要件定義と仕様化の連続性
- 第5回. 入出力の関心事の扱い
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- 各自が変更に苦しんだ経験と分析の発表と意見交換(グループに分かれて
- ドメインオブジェクトと外部形式(画面・API・テーブル)
- マッピングの考え方とやり方
- 第6回. 卒業発表
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- 各自の発表と意見交換(全体)
- この塾に参加前と参加後の差分
- この塾で得たことを、今後、どう活かしていくかの目論見
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オプションコース
- 講師神崎 善司
株式会社バリューソース 代表取締役社長 - 汎用機からオフコン、オープン系システム開発のプロジェクトリーダーとして数多くのプロジェクトに従事し、要件定義からシステム導入までシステム開発全般の経験を積む。1980年代後半から開発方法論やオブジェクト指向などのソフトウェアエンジニアリング習得の必要性を痛感し独学。 1990年バリューソース設立。オブジェクト指向技術を中心としたコンサルティングに従事。物流・製鉄・ERP・会計、人事などのプロジェクトに参画。
アーキテクチャ策定・フレームワーク構築・要件定義を行う。
モデルベースでの要件定義の経験を「モデルベース要件定義」としてまとめ、要件定義支援、既存システムの可視化、モデリング支援をおこなう。
- 要件の組み立て方
- スコープと整合性
- 要件を組み立てる計画
オプションコース / 全3回
- 第1回. 要件の組み立て方
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- RDRAによるテレワーク下の要件定義
- ビデオ会議での要件の合意と持ち帰り個人作業
- 第2回. スコープと整合性
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- スコープの確認方法
- 整合する要件の組み立て方
- ドメインのつかみ方
- 第3回. 要件を組み立てる計画
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- ビジネスルールのつかみ方
- 計画の立て方
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開催履歴
- 2020年1月〜3月
- 第1シーズンを開催しました。
受講料について
個人でも法人でも受講可能です。
法人としての受講をご希望の場合はお申し込みフォームにて「希望する」にチェックを入れてください。別途実施方法についての調整をご連絡いたします。
※法人からの請求書または法人あての領収書を発行する場合、法人といたします
- 市谷コースまたは増田コース
全6回(3ヶ月) - 個人の場合 お一人様¥100,000
- 法人の場合 お一人様¥300,000
- オプションコース 全3回
- お一人様¥50,000
申し込み後、連絡を取らせていただき、別途請求書でのお支払いをお願いいたします。
お申し込み方法について
お申し込みフォームより希望コースを選択してお申し込みください。複数コースの受講も可能です。
開講日については本サイトお知らせよりご確認ください。開講時にお知らせをご希望の方はこちらよりメールアドレスの登録をお願いいたします。
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こちらのサイトから
お申し込みお申し込みフォームに必要事項を記載してください。
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事務局からの確認
必ず確認のメールを送らせていただきます。なお、定員に達していた場合もその旨をご連絡します。
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入塾のお知らせ
その後、開講にあたっての諸事連絡をお送りします。
開講期間は3ヶ月です。
※現在開講しているコース(開始日)はお知らせをご確認ください